手をつける前に、戻り道を作ってから
枠を取り違えて書くことだけが、本当に壊れる失敗です。しかも後から記録を見ても分かりません —— 読み返しの照合が、間違った枠の上で成功と出てしまうからです。だからこの手順は三つに分けてあり、どこでも止まれます。
「C4 に書く」を押したあとに起きること
- 枠ごとの控え。まずその枠の今の中身をそのまま読み出し、一つのレシピとして保存します。全部読めなければ、書き込みには進みません。
- 一項目ずつ書く。違いのある項目だけを送り、書くたびにその場で読み返して照合します。
- 結果を出す。書けた項目、書けなかった項目、インターロックを迂回するために一時的に触った項目を、分けて並べます。
カメラが OK と答えても、変わったとは限りません。だから一項目ずつ読み返します。
九つ
一枠まるごと、そのまま読む
カメラにつないで、その枠に今入っている 23 項目の画質設定を読み出し、カメラのメニューと同じ言い方に直します —— フィルムシミュレーション、グレイン・エフェクト、カラークローム、ホワイトバランスシフト、ダイナミックレンジ、トーンカーブ、シャープネス、ノイズリダクション。数字の羅列ではありません。
23 項目手元で直す
その機種が受け取る範囲に沿って、一項目ずつ直せます。直せない項目は直せるふりをせず、何が止めているのかをその場で言います。
エディタカメラへ書き戻す
控え・一項目ずつの書き込み・読み返しの照合。三つとも終わって初めて完了です。途中で引っかかれば止まり、どの項目で止まったかを示します。
戻り道つき写真から起こす
カメラが出したままの JPEG / HEIF には、撮った時の設定が入っています。一枚選べば、その一式をレシピに戻せます。
撮って出しレシピの棚
読み出したものも写真から起こしたものも端末の中に残り、いつでも好きな枠へ書き戻せます。
端末の中機種の違いが見える
機種によって持てる項目が違います。別の機体へ書くとき、入らない項目は先に印が付き、どの種類の違いなのかが添えられます。
19 機種インターロックは自分で迂回
先に別の項目を動かさないと入らないものがあります(グレインの粒度、ダイナミックレンジ優先)。App が下ごしらえをして元に戻し、その一時的な手順を別枠で並べます —— それはあなたが頼んだ変更ではないので。
混ぜないプロパティコードを出せる
切り分けのときは各項目の USB 上のコードを表示できます。ふだん出ているのはカメラのメニューにある英語名で、機体と一語ずつ突き合わせられます。
切り替え明るい側と暗い側
端末に従うか自分で決めるか。差し色は四つ。どの組み合わせも対比度を計算して確かめてあります。目分量ではありません。
見た目ここには触れません
境目をはっきり書くほうが、機能を一つ増やすより役に立ちます。
機体まるごとの控えは作らない
扱うのはカスタム登録の画質設定だけです。カメラの他のメニュー項目は、読みも書きもしません。
カードの中の写真に触れない
読みません、消しません、送りません。写真から起こすときの一枚は、あなたが端末の写真や「ファイル」から選んだものです。
通信しない
アカウントもサーバーもありません。解析ツールも広告の仕組みも入れていません。機内モードのままでも使えます。
機体の保証はしない
対応表には 19 機種ありますが、ひと通り実機で通したのは X-M5 だけです。表に無い機体では、読めないことも、書き込めないこともあります。
何も外へ出しません
通信しません。App の中にネットワークの要求は一つもありません。機種の対応表も、プロパティコードの表も、値の読み方も、すべて App の中に入っています。
レシピは端末の中。読んで分かる形のファイルとして保存され、書き出せます。アカウントはなく、iCloud への同期もしていません。
写真はあなたが選んだ一枚だけ。App は写真ライブラリへの権限を持ちません。OS の写真選択画面を通すので、選んだ一枚しか見えません。
始める前に、この辺りを
何が要りますか?
CONNECTION MODE を USB RAW CONV./BACKUP RESTORE にします。初期値の USB CARD READER はファイル転送で、その状態では枠の口が開いていません。どの機種で使えますか?
カメラの設定が壊れませんか?
こうしてつなぐと、保証はどうなりますか?
App の画面は何語ですか?
DYNAMIC RANGE など)も並べて出るので、機体のメニューと一語ずつ突き合わせられます。